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精密加工:Φ0.1mmの針をインサート成形

針のインサート成形について

当社では 針のインサート成形 を得意としております。特に 鍼灸針 においては、持ち手部分のほとんどをインサート成形で製作しており、環境負荷の低減とコスト削減 を両立した製品づくりを行っています。

インサート成形とは?

インサート成形とは、部品を金型にセットし、その上から樹脂を射出成形する加工技術 です。
この方法により、部品と樹脂が一体化した部品を成形することができ、耐久性や機能性を向上させることが可能になります。
当社では、針を金型にセットし、針の持ち手(針柄(しんぺい))を成形しています。



樹脂持ち手のメリット

従来の鍼灸針では 金属製の持ち手(鍼柄) が一般的でした。しかし、 樹脂持ち手 に変更することで、以下のようなメリットがあります。

  1. 環境負荷の低減:金属の代わりに樹脂を使用することで、廃棄物の削減 が可能になります。
  2. コスト削減:インサート成形は大量生産に適しており、金属部品よりも生産効率が向上 します。
  3. 軽量化:樹脂を使用することで、全体の重量が軽くなります。
  4. デザインの自由度:金属に比べて 多様な形状の成形が可能 になり、製品の差別化がしやすくなります。



樹脂成形金型を製作するためには費用がかかりますので、お客様のご要望に合わせてお選びいただくのがよいと考えます。

インサート成形の技術と対応可能範囲

当社では、 Φ0.1mmの細い針のインサート成形 も可能です。この精密な加工技術により、医療用のみならず 精密機器や産業用途にも対応 できます。
また、試作段階での 小型射出成形機を活用した試作 や、既存の金型の流用 も可能です。お客様のニーズに応じた成形品形状の開発をサポートいたします。

金属針柄との使い分け

もちろん、金属持ち手には 独自のメリット があります。

  • 伝統的な使い心地を重視 するユーザーには、金属持ち手のほうが好まれる場合があります。
  • 施術時の適度な重み を求める場合には、金属のほうが優位です。

当社では、用途やお客様のニーズに応じて、金属・樹脂いずれの選択肢にも対応 できます。


お問い合わせ

当社では、試作から量産まで、お客様のニーズに応じた インサート成形のカスタマイズ が可能です。
この形状で成形できるのか?」「試作を依頼したい」など、お気軽にご相談ください。

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