- 開発部
- 2024/05/30
【サステナビリティ】 省エネ・省資源・廃棄物を減らす取り組みで、未来を守る
持続可能な未来への一歩、セイリンは環境に貢献します。
セイリン株式会社は、鍼灸針を製造販売する国内一貫生産を行う医療機器メーカーです。
再生可能エネルギーの活用や廃棄物の削減、リサイクルの推進など、環境への負荷を最小限に抑える取り組みを行っています。
また、製品のライフサイクル全体を通じて環境に配慮した設計・製造を実践し、環境への貢献を追求しています。
環境負荷の低減一例
新工場新設:省エネルギー機器への大規模切替
太陽光発電、蓄電池導入:再生可能エネルギーの利用率を向上
プラスチック使用量:生産時のプラスチック廃材、使用量低減
消費電力削減:製造機械のハイサイクル化や省エネ機器への更新
脱炭素社会に向けた取り組み
省エネルギー
同社は、2023年に工場を移転したことを機に、省エネへの取り組みを強化しました。
静岡工場:上空からの写真
太陽光発電や蓄電池を導入
再生可能エネルギーの利用率を向上させています。
工場屋上にソーラー発電システムを配備し、電力エネルギーを年間推定発電量 723,000Kw(一般家庭1日使用量 約61,000世帯分)発電していきます。
全館LED照明や省エネエアコンを使用、事務室の1フロア化によって省エネの取り組みを行っています。
製造設備の省エネ化
生産スピードのハイサイクル化による生産効率UPや
省エネ機器への更新を順次進めており、消費電力を削減しています。
工場一貫による省エネ化
生産部材輸送による環境負荷の低減。
従来の生産体制であった2つの工場(旧本社工場、清水工場)から
1つの工場(新本社)に集約された為、トラックを使用した、工場間での生産部材輸送がなくなりました。
プラスチックの使用量削減
ランナーリサイクル
一部製品において製造時に発生する製品以外のプラスチックを破砕し、再利用することで
リサイクルを行わない場合と比較して、平均60%の使用量削減をしています。
新たなプラスチック成形方法の確立
ELIPEAS、PYONEX(一部)
製造時に発生する余計なプラスチックを発生させない成形方法を用いており、
廃棄物削減に取り組んでいます。
プラスチック廃材をリサイクルするための設備電力もカットしています。
廃棄物の管理
省資源や廃棄物の削減
原材料の使用量削減やリサイクル・リユースの推進により、環境負荷の低減に貢献しています。
環境汚染予防
大気汚染、水質汚濁、騒音、振動
法令や条例の規制基準に基づいて、多項目にわたって定期的に測定・分析し、適切に管理しています。
ローカル生産による輸送エネルギーと環境負荷の低減
国内一貫生産の為、生産における輸送エネルギーを最小限としております。
今後も環境負荷の低減に向けた取り組みを継続し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。